通信講座で臨床心理士になる方法と難易度について


臨床心理士というのは臨床心理の知識や技術を幅広く学んで心理的なトラブルを扱っていく仕事をする人を認定する資格となっています。年々ストレスなどによるメンタルの問題を抱えている人が学校や職場に増えてきているので注目されている資格です。

通信講座で臨床心理士になる方法と難易度

一般的には臨床心理士になるにはどうしたらよいのでしょうか。まず、臨床心理士になるには大学を卒業してから指定されてる大学院で臨床心理学に関する課程を修了する必要があります。簡単に言うとその後、日本臨床心理士資格認定協会が主催する試験に合格すれば資格を取ることができます。

しかし、働きながら大学に行けないと感じる人はどうしたらよいのでしょうか。そのときには通信講座で臨床心理士になることができる通信制の大学があり、臨床心理について学んだり家族心理や社会心理までしっかりと学んでいくことができます。この通信講座は4年から最長10年のものもあり、長い時間をかけてじっくり学んでいくことができるようになっているのが魅力です。ただ、通学しないといけない授業もあることを覚えておきましょう。

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臨床心理士資格は合格率が例年60パーセント前後で推移しているので、難易度はやや優しいということができるでしょう。しかし、この試験を受ける人たちは基本的には大学院で専門課程をみっちり学んできていたり、何年もかけて通信講座で学習してきたりした人たちです。ですから、試験に合格するにはある程度の期間みっちりと専門的な学習をしていく必要があります。

試験の内容というのは筆記でマーク試験と論文記述試験のある一次試験と面接による二次試験があります。筆記試験の中では、広範囲な心理学についての問題が出され、臨床心理士がどんな業務を行っていくのかとか、臨床心理士が関係する法律などについて出題される傾向があります。面接では、臨床心理士に求められる仕事や人に対する姿勢や態度、さらには対人関係を進めていく中でのコミュニケーション能力やトラブル解決能力などが問われます。

臨床試験の直近の合格者は2500人以上となっていますが、この合格者の数は年々減少傾向にあります。しかし、臨床心理士が将来国家資格になるかもしれないという動きがある中で、今後さらに注目され受験者と合格者が増加していくと考えられています。もし、国家資格になるならこの資格の認知度や活躍場所が広がっていきますので、是非取得を検討したい資格と言えるでしょう。


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