普段の生活の中で役立つ心理学というのはたくさんあり、それにより相手の意識をある程度コントロールすることができてしまいます。恋愛やビジネスなどに役立つ心理学ですが、決して悪用しないようにしましょう。特に役立つ5つの心理学テクニックを取り上げます。
日常生活でも役立つ5つの心理学テクニック
自分が相手のことをよく分かっていて、良き理解者であることを示す心理学の方法があります。それは、バーナム効果と呼ばれるもので、実際にはどんな人にでも当てはまることを相手が自分にしか当てはまらないと感じさせる心理学のテクニックです。
例えば、最近悩み事があるんじゃないの?とか、なんか家族の誰かが体調悪いんじゃない?などと話しかけるものです。このバーナム効果を使うと相手は、自分のことを見透かされているからこの人には嘘がつけないと思ったり、自分のことをここまで分かってくれる人はいないと感じたりします。これを恋愛や友人関係を作るために使うと効果的です。ただ、詐欺師や占い師もこの方法をよく使いますので、悪用しないようにしたいと思います。
相手の印象を良くするためにはシンメトリー効果を使うことができます。人間というのは左右対称でゆがみがないものをきれいと感じたり誠実だと判断したりする傾向があります。それで、面接の時など第一印象を良くしたいときにはできるだけシンメトリーになるように破綻のない服装やメイクを心がけましょう。
相手の心をつかむ心理学テクニックでハードトゥゲットというものがあり、あなたにだけ話すけどね、とか普通はしないんだけどあなたにだけ特別にしますなどと言うテクニックです。これは相手を説得したいときや好意を持ってほしいときに有効なテクニックです。
変な商売に引っかからないように用心するために、ローボールテクニックという心理学の技についても知っておきましょう。これは、最初に相手が乗ってきやすいような提案をして、相手がその気になったら色々なオプションをつけてこちらの要求を通らせようとするものです。保険や携帯電話の販売でよく使われる心理学のテクニックで、安い商品を見せて、消費者に欲しいと思わせてから、便利なオプションや1年間保証、また特約をつけていき結果的には高い買い物をさせるというものです。
最後の心理学テクニックは返報性の法則というもので、人は何かをもらうとお返しをしなければいけないという心理を利用したものです。ビジネスなどでは、役立つ情報をメールしたりサンプル品を持って行ったりして施しをし、相手から契約という見返りをもらうという手法で役立てることができます。
心理学の中には日常生活で役立つものがたくさんありますので、もっと勉強してみると面白いでしょう。
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