企業におけるメンタルヘルス対策への取組み事例


企業で働く人たちが心の健康をきちんと管理しながら自殺や過労死を防いていくために各企業でメンタルヘルス対策が行われていますが、実際にどんな事例があるのでしょうか。また、メンタルヘルス対策をしていくときに大切なのはどんなことなのか調べてみましょう。

企業におけるメンタルヘルス対策への取組み事例について

メンタルトレーニングとしてある企業は二段階のアプローチをしました。一つはメンタルを強くするために欠かせない健康を保つというアプローチと、二段階目はメンタルのトラブルを早めに発見して対処するというアプローチです。

具体的にはこの第一段階のアプローチをするために、簡単に休憩時間にできるストレッチの方法や呼吸法によるリラックスの仕方などを教えたり、質の良い睡眠を取るにはどうしたら良いかを教えていきました。

第二段階のアプローチでは、メンタルヘルスの研修を定期的に行い、ビジネス界のメンタルトラブルに詳しいプロのカウンセラーなどを招いてストレスが高まってくるとどんな症状が出てくるのか、そのようなときにはどのように対処したら良いのか、またまわりはどのようにサポートできるのかなどを繰り返し社員たちに伝えるようにしました。

さらに社長自ら積極的にセミナーに参加したり、社内で定期的に自分のストレス度合いをチェックできる診断システムなども導入し実施したりしました。結果として、社員の中には健康管理の一貫としてメンタルヘルスのことも考えるような風潮が出てきました。

メンタルヘルス対策として大切なのは、継続性です。どんなに質の高いセミナーを開いたり、ストレスチェックなどをしたりしても一時的な対策で終わってしまうなら、社員の中には浸透していきませんし、会社の風潮も変わってきません。それで、継続的にメンタルヘルス対策をしていくための仕組み作りや予算立てなどが必須となるでしょう。

さらに社長自らが積極的にメンタルヘルス対策に関わることで、メンタルヘルス対策に関わる従業員やカウンセラーが動きやすくなりますし、新たなことにチャレンジしやすくなります。
またセミナーなどを開催するときに大切なのは一つのクラスを20名から30名前後の比較的小さなクラスに分けたり、一回のセミナーの時間を3時間程度にしたりするなら、円滑な意見交換ができますし、集中力も高まりより効果があります。

各企業におけるメンタルヘルス対策事例は色々なものがありますので、自分の会社に必要なものを上手に取り入れていきたいと思います。


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