スポーツメンタルトレーニング指導士資格というのはスポーツを教える大学や実際にプロのスポーツチームなどでニーズが高まっているものです。
では、スポーツメンタルトレーニング指導士資格とはいったいどんなものなのか見てみましょう。
スポーツメンタルトレーニング指導士の資格概要と活用方法
スポーツメンタルトレーニング指導士資格というのは、スポーツ選手が心理的なスキルを向上していくことにより実際の競技力もさらに向上できるようにすることをサポートしたり指導したりしていく資格です。
基本的にはメンタル面を強化していくトレーニングをしていきますが、スポーツ選手がスランプに陥ったり、悩みを抱えていたりするときに心理的なサポートも行っていきます。
このスポーツメンタルトレーニング指導士資格は取得すると認定証が交付されて、スポーツメンタルトレーニング指導士のリストに5年間名前が載せられることになります。しかし、その5年後には更新をする必要があります。
スポーツメンタルトレーニング指導士資格は日本スポーツ心理学会に2年以上在籍していないと受けることができず、心理学やスポーツ科学などを大学院などで学び修士号を取っていなければなりません。さらに、指導実績が30時間以上あったり、日本スポーツ心理学会の講習会を受講していたりしていなければなりません。
実際の資格試験はまず書類審査が行われ、今までの学習実績や研修実績、そして指導実績が吟味され、その後認定講習会を受けてスーパーヴィジョンと呼ばれる講座を受けます。
スポーツメンタルトレーニング指導士資格を取得することにより、スポーツ競技に携る選手たちのメンタルを強くしたりサポートしていったりすることができます。
スポーツ選手は常に競争にさらされていますので、勝たなければいけないというプレッシャーや自分の技術を向上させていきたいという強い願いを持っているけれども現実にはうまくいかないなどのギャップに悩まされているので、そのような厳しい状況の中でどのようにメンタルをコントロールして競技に集中し、技術を向上させていけるかをサポートするのがスポーツメンタルトレーニング指導士資格です。
資格取得後は、選手とコーチが十分にコミュニケーションを取って試合に向けた準備などが円滑に進んでいくようにコーディネートが求められる大学や社会人チームの専属トレーナーや、フィットネスクラブで汗を流す選手のトレーナーとして、スポーツに携わるさまざまな現場でスポーツメンタルトレーニング指導士資格は活用できます。
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