メンタルトレーナーは最近になって注目を集めている職業です。特にスポーツの世界ではよく耳にするようになりましたが、一般的な認知度はそこまで高くありません。
メンタルトレーナーの資格を活用し、転職することは現状では難しいと言わざるを得ないのです。ただ、まったく無理であるかと言われると、いくつかの可能性はあります。
メンタルトレーナー資格を活用しての転職
基本的に、メンタルトレーナーの資格は民間団体のものになります。
各団体が資格を発行していることから、どれもこの資格を取ればメンタルトレーナーになれると保証されたものはありません。
ですので、どのような資格を取得するのかが大きな問題です。
また、メンタルトレーナーの資格は1つあれば十分ではないので、仕事にしたいのであれば、類似する資格をいくつか取得するようにして、専門性を高めることが大切です。
メンタル系の資格は多くあるので、自分の目標にあったものを選択するのがポイントです。ただし、転職をするとなるとより上級の資格を目指した方がアピールにつながるでしょう。
メンタルトレーナーとして転職をしたいのであれば、スポーツ業界を目指す人も多いかもしれません。
しかし、有名なトレーナーが数多くいる世界でもありますので、なんら後ろ盾のない人が入り込むのは厳しい業界でもあるのです。
スポーツ業界のメンタルトレーナーといっても、どのスポーツにするのかなど対象をしっかりと絞り込んでいくことも大切です。
そして、絞りこんだスポーツに対する知識を身につける、メンタル面だけではなく、肉体面でのケアができるようにするなど、自身のスキルアップを目指してください。
メンタルトレーナーの資格を取得したら直ぐにスポーツメンタルトレーナーになれるというものではありませんので、その点は注意してください。
スポーツ業界や一般的な企業からのオファーだけではなく、最近では介護関係でメンタルトレーナーの必要性が叫ばれています。
介護職の現場は少子高齢化社会の日本では、今後も需要が増えていく見通しになるので、この業界をメインに転職を考えるのは悪くありまあせん。
高齢者のためのメンタルトレーナーとして仕事を行うだけではなく、介護業界で働く人のケアをするのも仕事の一環となります。
メンタルトレーナとして独立開業を目指す人も多いですが、なかなか現状では厳しい部分が多いので、企業に就職ができる介護関係は魅力的です。
メンタルトレーナーの資格を活かして転職をしようとする人は多くいます。
ただ、メンタルトレーナーの需要そのものが現在の日本では、それほど高くありません。ですので、自身のスキルアップをしっかりと意識し、今後需要が伸びそうな介護業界などを活躍の場として候補にすることが大切でしょう。
メンタルトレーナーのおすすめ資格
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