メンタル心理アドバイザーとは、日本能力開発推進協会が設けている民間資格となっており、心理学の知識や話の聞き方などの能力を検定するものです。では、メンタル心理アドバイザー資格の活用方法はどんなものがあるのでしょうか。
メンタル心理アドバイザー資格の活用方法について
メンタル心理アドバイザー資格の活用方法はいくつかあり、職場や学校などで人間関係をより安定して楽しいものとするように相談者をサポートしたり、自分自身や家族、また相談者が自分を客観的に見ることにより必要以上に自分を責めるのではなく楽な気持ちで生活したりできるように助ける活用方法があります。仕事としてではなくて、そばにいる身近な家族や友人を助けるためにもこの資格は魅力があると感じている人がたくさんいます。
最近は、若い人だけではなく退職後の高齢者も将来の不安からストレスを経験していて心のトラブルを抱えています。そのような中でメンタル心理アドバイザー資格は介護施設などでお年寄りの気持ちの負担を和らげたり、そこで働く職員たちのサポートをしたりするという活用方法もあります。
ある統計では職場でストレスを感じているという人が全体の約60パーセントもいると言われていますが、残業やリストラの可能性など心身を消耗する環境の中で相談者がトラブルを解決していけるようカウンセリングによって助けられるのがメンタル心理アドバイザー資格なのです。
メンタル心理アドバイザーになるには?
メンタル心理アドバイザー資格を取得するには技能審査を受けなければなりませんが、そのための資格は日本能力開発推進協会が実施している講座を修了していなければなりません。
メンタル心理アドバイザー資格を取得するための講座では、カウンセリングについての基礎知識を学んだり、心の問題をどんな風にとらえて軽くしていったら良いのかというプロセスを学んだり、相手の話を上手に聞くテクニックなどを学んだりします。
技能審査では、受講者本人がスムーズな人間関係を作り上げて、保っていくことができる人材なのかどうかや、自分がメンタルの問題を抱えたときにどのようにセルフケアをしているのかなどのスキルチェックが行われます。さらに、相談者に対して気持ちをほぐすような話し方ができるかどうかや、自分や相手のストレスの度合いを的確に判断できるかなども審査されます。
メンタル心理アドバイザー資格は色々な場所で活用することができる資格と言えるでしょう。
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