産業カウンセラーとは働く人を支援するカウンセラーのことを言い、職場で働く人たちが自分の仕事に積極的な見方ができるように助けたり、トラブルを解決するようサポートしたりする資格です。では、産業カウンセラーの通信講座の内容はどのようなものなのでしょうか。
産業カウンセラーの通信講座内容と受験資格について
この産業カウンセラーの特徴というのは、部屋の中だけでカウンセリングを行うのではなくて、実際にそれぞれの人が働いている現場で具体的なサポートやカウンセリングをしていくことです。そのため、産業カウンセラーの通信講座の内容というのは実習が中心のプログラムとなっており、カウンセラーとして患者とどのように向き合ったら良いのかという基本的な技術から実務知識までを学習していくことができます。
基本的には相談者がどんなプロセスを通して考えを整理したり、問題点を整理したりしたら良いのか、またカウンセラーはゴールに向けて相談者をどのように助けていけるのかを産業組織心理学や労働関係法規などを通して学んでいきます。
産業カウンセラーの必要性というのは社会のストレスが増えるに従って増加していますので、資格を取得後には企業の人事関係の仕事や社労士などの仕事へと活躍の場が広がっていく可能性があります。
産業カウンセラー受験資格は4年制の大学や大学院などで心理学に関わる単位を指定されている以上取っているか、産業カウンセラー協会が実施している講座を修了している必要があります。また最初の産業カウンセラー受験資格には20歳以上という年齢の条件もあります。
さらに、産業カウンセラーの通信講座を受けるには講座の受講期間中に16日間程度は実習に参加できるかなどもありますので覚えておきましょう。
産業カウンセラーの通信講座の期間は例年11月から翌年の9月頃までとなっており、講座期間中に16日間程度のグループによる面接実習があります。講座の受講料は205200円となっていて、この中に教材費や消費税が入っています。この学費はローンで支払うこともできるのでとても安心です。
また産業カウンセラーの資格を取ることにより、産業カウンセラー協会が主催しているそのほかの資格の取得がしやすくなりさらにキャリアに弾みをつけることができますし、企業の求人に対してもアピールポイントが増えるので有利になると言えるでしょう。
産業カウンセラーの毎年の試験の合格率というのは65パーセントから70パーセントとなっていますので、しっかりと勉強をするなら合格する程度の難易度であると覚えておきたいと思います。
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