メンタル系資格の中でも最上級に位置するのがメンタルケア心理専門士です。
医師ともカウンセラーとも異なるのですが、メンタルケアを専門とし、心理療法やアドバイスができる資格になります。
民間資格ではありますが、難易度も高くやりがいがあると評判です。
メンタルケア心理専門士の受験資格と難易度
メンタルケア心理専門士の資格を取得するにはまず、受験資格を満たさなくてはいけません。
受験資格となっているのが、メンタルケア心理士の認定試験を合格した人、臨床心理士資格の保有者、心理研究など隣接分野での専攻修士の3つのどれかを満たしていることです。
メンタルケア分野の最上級資格だけあって、大学で心理学分野を卒業しているなど条件が厳しくなっています。
ただ、メンタルケア心理士の資格取得者も対象となっていますので、大卒でなくとも受験は可能です。
回り道にはなりますが先にメンタルケア心理士の資格を取得し、その後にメンタルケア心理専門士を受験するという形になります。
ちなみにメンタルケア心理士の資格は通信講座で取得できるもので、検定試験こそ会場で行われますが、きちんと学習できていれば合格も目指せるレベルです。
メンタルケア心理専門士の試験内容としては学科と実技の2つにわかれます。
学科では精神医学や面接技法など幅広い出題範囲となっており、そこから50問が出題される形です。
実技は課題レポートの提出と口頭試問、またはカウンセリングの実技を見られます。
メンタルケア心理専門士は最上級資格であるだけに非常に難易度が高くなっています。
合格率を見ると、全体で21.2%ですので、8割の人が不合格になっているということになります。
課題の範囲が広いことや、口頭試問など当意即妙に答える必要があるなど、本当の意味での実力が試される資格でもあるのです。
メンタルケア心理士の資格も難易度は高い方だとされていますが、メンタルケア心理専門士と比較するとその差は大きくあるようです。
最上級資格であるだけに取得できれば、独立開業も夢ではないので、それに見合った知識や技術を学ぶことが出来ます。
現時点ではカウンセリングについては国家資格がありません。そのため資格が乱立している傾向があるのですが、その中でもメンタルケア心理専門士の信用度は非常に高くなっています。
企業にも重宝されるほどですので、プロを目指す方はチャレンジしてみるのがオススメです。
メンタルケア心理専門士はメンタル系資格では最上級に位置する資格ですので、その分難易度が高くなっているのが特徴です。メンタルケアの資格の中では、合格率が20%程度ですので、難関資格の1つであると言えます。
その分社会的な信用度は高く、取得できれば仕事のスキルアップにつなげることが出来ることでしょう。ぜひ、挑戦してみましょう。
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