nlpトレーナーになる手順とコース別資格の概要
NLPトレーナーは神経言語プログラミングの略称であるNLPを活かしたカウンセリングをする心理カウンセラーです。では、NLPトレーナーになるにはどんな手順を踏んだら良いのでしょうか。
nlpトレーナーになる手順とコース別資格
NLPトレーナーになるには、事前にプラクティショナーとマスタープラクティショナーという資格を取得している必要があります。この二つの資格の違いは簡単に言うと、NLPについて基礎的なことが分かっているのがプラクティショナーで、さらにNLPについて深い知識があり、それを応用したり他の人に教えたりできるのがマスタープラクティショナーです。そして、この二つの資格を身につけた人だけが上位資格のNLPトレーナーとなることができます。
このNLPとは言葉のコミュニケーションに加えてそれ以外の相手の意思表示もくみ取りながら、相手の心理状態を分析していく技術です。相手が知らず知らずのうちに出す表情や身振り、また目線などを分析することによって相手のメンタルの状態を読んで、相手の思考をポジティブな方向へ導いていくことができるのがNLPトレーナーなのです。
ではより詳しくNLPに関係した三つの資格を見ていきましょう。
まずはプラクティショナーですが、これはアメリカのNLP協会が認めている資格で、講座を受けることによって取得することができます。10日間の講習を受けてNLPの基本的な原理を学んでいきます。催眠療法や心理学の基礎も学んでいき実習などによってNLPの効果をよく理解できるようになります。
その後マスタープラクティショナーの資格を取るための講座を受講する必要がありますが、この講座ではより実践的なことを学んでいきます。NLPのメソッドをどのようにカウンセリングに生かせるかを徹底的に学んでいくのです。まずは、自分の心の状態や心の傾向を分析し、その後他の人の心に目を向けていきます。カウンセリングの際に相談者といかに質の高いコミュニケーションを取ってカウンセリングができるかを学習し高度な技術を身につけていきます。そのため、マスタープラクティショナーの資格から履歴書に書いて肩書きとして資格を利用することができます。
そしてNLPトレーナーになるためには専門の10日間の講座を受講する必要があり、NLPの専門家として活動できるような訓練を受けます。NLPトレーナーの資格を取得すると今度は自分でもセミナーを開いてNLPについて他の人にトレーニングしていくことができるのです。
教育やビジネスの現場でも注目されているNLPの資格はとても役立っていくことでしょう。
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